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世界思想社刊
BBSでのやりとりから、その9(11/01〜11/14)


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  • これから加速します。 投稿日 2000年11月1日(水)16時49分 投稿者 大隅直人 [kyto026n030.ppp.infoweb.ne.jp] 削除
  • 渡辺先生
  • 再校が無事届いたようでほっとしております。図版は可能な限り収録しましたが、あくまでも引用ですので、大きさは小さくなってしまっています。私としては、これでもかなり華やかな感じになったのではないかと自負しているのですが、先生にしてみればご不満かもしれません。が、そこのところはどうかご諒解下さいませ。
  • ところで、年内刊行目標を達成するためには、これからの作業をかなりスピードアップする必要があります。細かな段取りはまた追ってご連絡差し上げますが、その旨お含み置き下さい。具体的に申しますと、11月24日までに、本文その他すべてに関して、校了してしまうつもりです。ご多忙とは存じますが、ご協力のほどよろしくお願い致します。
  • 今回の旅行は、中川さんは家族サービスのため(?)不参加ということで、残念ながら珍道中は成りませんでした。会社の旅行では、年齢が近いせいか、中川さんと同室になることが多いのですが、おかげで、今回はぐっすり眠ることが出来ました。中川さんは酒が入るといわゆる爆音型の鼾をかかれるのです(笑)。
  • 冗談はともかく、肝心の中国旅行の中身ですが、そもそも、会社の慰安旅行なので、団体行動が至上命令であり、毎朝5時半起床という超過密の観光スケジュールには、いつもながら辟易とさせられました。しかし、3泊4日と短いものではありましたが、まさに現在の中国の姿を自分の目で見ることが出来たのは良かったと思います。
  • 北京は、実は12年前、まだ学生だった頃2週間ほど滞在したことがあるのですが、その時とは全く違う街を見る思いがしました。端的に言うと、前回見たものは、共産主義の国の生活が脆いバランスの上にもまだまだ存続している風景でしたが、今回見たものは、すでに東京やソウルと全く変わらない欲望と活気に溢れた大都市の凄まじいまでのエネルギーでした。上海は、朱容基首相が市長だった時代に東京をモデルとして大改造をしたと言いますが、ネオンに照らし出された環状線の高速道路が縦横を駆けめぐる姿は東京よりも猥雑で、高層ビルの数は日本のどの都市よりも多いように思えました。
  • 個人的には、共産主義の終焉(?)という現実を突きつけられる一方で、21世紀の覇権を担うであろう大国の自信に満ちた活力に触れて元気づけられもするという、非常に両義的な感慨にとらわれました。あたかも、村上春樹の描く“世界の終わり”のごとき京都に暮らしていると閉塞感ばかりが募ってきますが、まだまだこれからも歴史は動くのだというダイナミズムを実感してきた次第です。
  • 観光としては、上海で見物した「上海雑技団」のショーは実に驚嘆すべきものでした。無意味、あほらしいと言ってしまえばそれまでですが、ああいったものにも、中国という国が潜在的に持つパワーのようなものをひしひしと感じさせられました。



  • 了解です 投稿日 2000年11月1日(水)23時32分 投稿者 juwat [x-wing007.fu.comlink.ne.jp] 削除
  • 大隅さん
  • 加速は、もちろん覚悟の上です。今世紀中に出したいのは誰よりぼくなのですから。
  • 図版はなかなかいいと思います。これはそちらでスキャンしたものですか、それともぼくの送ったTIFF画像?ひょっとしたらHPから取ったJPEG?いずれにしても、アラン・フリードやプレスリーが残って良かったと思います。半分ほど読みましたが、直すのは細かな部分ばかりです。校正者の方のがどのくらいになるかわかりませんが、もうこれからはそれほど手間取らないのではないかと思います。
  • 電話で話をした表紙についてですが、画像は無理なので、文字をあしらったらどうかな、と思いました。ヒントは晶文社からでているスタッズ・ターケルの本です。表には短い文章を、裏にはミュージシャンの名やキイワードを薄い色の文字で羅列する。もちろんそうすると、帯は不要になると思います。デザイナーの方に話してみてください。
  • 中国にぼくは行ったことがないのですが、留学生とは数年前からつきあっていて、彼や彼女たちにとっても、数年、あるいは数ヶ月ぶりに帰るとすっかり変貌していてびっくりしてしまうようでした。大学院に来る学生達がその研究テーマを過去ではなく、未来に求めるのも共通の特徴で、ぼくのように足跡をふりかえりながら考えることをしてきた者には、戸惑うことが多いです。
  • それでは。
  • こらっ 投稿日 2000年11月2日(木)17時27分 投稿者 中川大一 [cs25309.ppp.infoweb.ne.jp] 削除
    >中川さんは酒が入るといわゆる爆音型の鼾をかかれるのです(笑)。
  • こらっ、大隅っ、恩を仇で返すとはこのことだ。人様の前でなんちゅうことを。渡辺先生、彼の記述には重大な誤りがあります。どうかこの場をお借りして訂正させてください。
  • 誤:「酒が入ると……爆音型の鼾をかく」
  • 正:「酒が入ろうと入るまいと……爆音型の鼾をかく」



  • 帯は次週まで宿題にさせて下さい。 投稿日 2000年11月2日(木)17時36分 投稿者 大隅直人 [kyto026n012.ppp.infoweb.ne.jp] 削除
  • 渡辺先生
  • さきほど、定価が決まりました。本体価格2400円となりました。帯の文案は現在頭を悩ませているところです。もうしばらく時間をいただければ幸いです。



  • 値段 投稿日 2000年11月2日(木)23時38分 投稿者 juwat [x-wing038.fu.comlink.ne.jp] 削除
  • 大隅さん
  • 2400円ですか。2000円台の前半になったのは一安心です。安いに越したことはありませんが、自信を持って、値段に十分見合う内容だと言っておきます。表紙がどんなふうにできあがってくるか、楽しみです。帯は編集者の腕の見せ所です。いいキャッチ・コピーを考えてください。などというと、プレッシャーがかかってしまいますね。
  • 中川さん
  • ぼくも酒を飲むといびきをかくようです(自分ではわかりません)が、あなたは飲まなくてもかくのですか。それも爆音型とは………しかし、ぼくの家に泊まったときには気がつきませんでした。遠慮してたんですか?気にして寝られなかったんではないのですか?
  • それにしても雨が多くて、妙に暖かい陽気ですね。11月だからとストーブに薪をくべると、2階ではTシャツ一枚になりたくなるほど暖かくなってしまいます。もうしゃきっと身が引き締まる寒さになってもいいと思うのですが、拍子抜けです。このあたりの紅葉も、一時停止ですね。
  • それでは。



  • 校正届きました 投稿日 2000年11月8日(水)23時16分 投稿者 juwat [x-wing032.fu.comlink.ne.jp] 削除
  • 大隅さん
  • 校正届きました。図版も今日送りました。本当に校正は難しいですね。何度も読んでいるのにまだ間違いがある。もっとも直しが中途半端で、かえって混乱、なんてのもありますね。漢字の使用についてはご苦労様でした。しかし、あとがきではまた、漢字の使用について迷っています。いずれにしても、日曜日には発送できるようにします。
  • 帯についてはメールのやりとりを再現しましょうかひょっとするとどこかからもっといいアイデアが提供されるかもしれませんキャッチ・コピーは難しいですね。
  • それでは。




  • あとがき 投稿日 2000年11月13日(月)00時05分 投稿者 juwat [210.250.51.55] 削除
  • 大隅さん
  • 再校を返送しました。13日の午前中には着くと思います。あとがきはメールで添付しましたから、ご確認下さい。本文で4ページになると思います。あとがきを書き終えると、いよいよ本がでるという気持ちになってきました。後は再校の残りと表紙ですね。予定通り進行することを願います。ところで、あとがきの校正は来ますか?それから、献辞のほうよろしくお願いします。
  • それでは。




  • 再校の残り発送しました。 投稿日 2000年11月13日(月)15時27分 投稿者 大隅直人 [kyto026n019.ppp.infoweb.ne.jp] 削除
  • 渡辺先生
  • 今朝ほど、再校ゲラ(第1部)が無事届きました。残りの(第2部)は、本日校正者から戻って参りましたので、さっそくお送りしておきました。明日には届くと思います。ざっと見たところ、細かい誤植や矛盾の訂正がほとんどで、ドラスティックな指摘はないようです。出来るだけ速やかにお返しいただければ幸いです。「あとがき」も頂戴しましたし、あとは索引を整理して、残りのゲラをお戻しいただけば、三校を出すことが出来ます。
  • 表紙デザインは、来週の木曜日に装幀家によるカンプが上がってくる予定です。図版画像の取り込みも印刷所の方でやってもらっている最中です。いよいよラストスパートという感じですね。「あとがき」の部分は三校で見ていただけると思いますが、時間は半日もないと思います。場合によってはファクスでのやりとりになるかもしれません。あらかじめご了承下さい。献辞は、先日の電話では本扉の裏に入れると申し上げましたが、本文の紙を1枚増やして、目次の前に献辞だけを掲げたページを挿入するつもりです。裏は白になりますし、もったいないようにも思えますが、大切なページですので、特別扱いです。
  • ところで、帯の文案ですが、一応、このBBSでも公開しておきましょう。協議の結果以下のように決まりました。ほとんど渡辺先生のアイデアそのままなので、編集者として失格かもしれません。良いアシストが出来ず申し訳ございませんでした。ただし、こういうものは、直観に従っていさぎよく決めてしまうのが良いと信じているのと、個人的には、著者の意向やその本の持っている本当に良質の部分を無視した(理解していない?)ような帯が大キライなもので・・・。ご容赦下さいませ。BBSを覗かれているみなさんにも意見を聞きたい
  • ところです、が、これも装幀家にすでに発注してしまったので、時間的には余裕が全くありません。何か決定的なアイデアが出てくれば別ですが。

  • (表)
     メインコピー:ロックは20世紀のサウンドトラック
     サブコピー :メディアの一世紀、若者の半世紀、リズムが社会を動かした!
     (背) 渡辺 潤
     (裏)
     本書の内容
     I アイデンティティの音楽
       1 個人的なロック体験から
       2 キイワード
       3 レコード、映画、そしてラジオ
       4 若者と音楽
       5 新しいメディアと新しい音楽
       6 ロックンロールからロックへ
       7 アイデンティティと対抗文化
       8 文化産業としてのロック
       9 アートスクールとポップ・アート
       10 沈滞と新しい波
       11 映像とサウンド、そしてダンス
       12 若者の変容と中流意識
       13 テクノロジーの音楽
       14 アイデンティティの音楽

     II ポピュラーの意味
       1 ロックと音楽ジャンル
       2 マスとポピュラー
       3 大衆批判とエリート主義
       4 ポップとロック
       5 ポピュラー音楽としてのロック




  • 訂正します。 投稿日 2000年11月13日(月)15時36分 投稿者 大隅直人 [kyto026n086.ppp.infoweb.ne.jp] 削除
  • 渡辺先生
  • すみません。装幀のラフデザインが上がってくるのは、今週の木曜日の予定です。



  • 索引 投稿日 2000年11月13日(月)16時14分 投稿者 J.W. [k1514.k1.tku.ac.jp] 削除
  • 大隅さん
  • 索引を入れ忘れました。 残りのゲラが届いたら、すぐ校正して、一緒に送り返します。ところで三校も全文が来るのですか?それともあとがきと索引だけ?装幀のデザインは楽しみです。
  • それでは。



  • 三校も一式お送りします。 投稿日 2000年11月13日(月)16時32分 投稿者 大隅直人 [kyto026n020.ppp.infoweb.ne.jp] 削除
  • 渡辺先生
  • 三校も一式、お送りすることになると思います。ただし、届いた日の午後までに訂正個所のみファクスでお返事をいただいて、即日責了するといった感じになる可能性もあります。



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