明けましておめでとうございます。 投稿日 2001年1月5日(金)12時58分 投稿者 八子博行
明けましておめでとうございます。おひさしぶりです。
このところ、店のほうが忙しく、しばらくネットのほうは御無沙汰していました。 昨日、「アイデンティティの音楽」購入しようと思い旭屋へ。音楽のコーナーを覗いてみましたが、品切れとのこと。世界思想社のコーナーも問い合わせてくれたのですが、品切れと言うことでget出来ませんでした。オンラインで購入するのがいいみたいですね。
岡田さんの書き込みにもあったようにうちの店にもちょこちょこ寄ってくれる関大の南田君も執筆中ということで、そちらの方も愉しみにしています。
なにはともあれ、今年もよろしくお願いします。
厳冬の河口湖から 投稿日 2001年1月5日(金)23時53分 投稿者 juwat
河口湖はここのところ一日中零下の陽気です。雪はありませんが、庭も川も凍ったままです。伐採した庭の木をすべて、割り終わりました。この冬の分はこれで十分ですが、近くで伐採した木が次々手に入って、チェーンソーと斧の出番を待ってます。で、零下でも一汗かいて正月を過ごしました。
八子さん
本を探していただいたのに品切れとは申し訳ありませんでした。正月休みにかかって配本が途絶えたせいだと思います。品切れは オンラインも同様で、いずれにしても、世界思想社の休み明けを待つしかないのかもしれません。20世紀のうちにと急いだぼくが悪いのです。お近くの関大の生協にはありませんか?
南田君は常連ですか。しばらく会っていませんが、よろしくおっしゃってください。
東工大の木本君から次のようなメールをいただきました。
『アイデンティティの音楽』、読ませていただきました。ポピュラー音楽研究自体があまりポピュラーではない日本のアカデミズムにおいて、あのような本が日本語で書かれたということには大きな意味があると思いました。特に、ポピュラー音楽の研究などをしようと思い立った学部生や、他領域の人などにも勧められる良質な概説書であると思います(もちろん、僕にとっても有益でした)。
若い世代に続いてもらえば、一つのジャンルとなると思います。
木本君や南田君もそうですが、みなさんがんばってください。
同志社大学の庭田さんからの感想です。
『アイデンティティの音楽』、世界思想社の本とは思えないほどシャレた本でびっくりしました。私もこんな本を出したいものです。
庭田さん、哲学者のあなたは内容だけで勝負したらいいんです。
品切れなどでご迷惑をおかけしています。しかし懲りずにお求め下さい。お求めになりましたらお読みになってぜひ感想をお寄せ下さい。図々しい著者で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
それでは。
書評です
投稿日 2001年1月12日(金)10時52分 投稿者 juwat
大隅さん、中川さん
今年もよろしくお願いします。bk1に書評が載りました。書いてくださったのは、大学の同僚の桜井哲夫さんです。確認してください。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=01964698
本屋にないという苦情を何通もいただいています。そういう場合にはネットでのお求めをお願いしていますのでこちらへの配本をよろしくお願いいたします。
それでは。
弁解あるいは解説 投稿日 2001年1月18日(木)15時01分 投稿者 中川大一
渡辺潤 先生 みなさま
寒中お見舞い申し上げます。洛北でもここ数日雪が舞っています。
>本屋にないという苦情を何通もいただいています。
うーむ、申し訳ありません(゚゚)(。。)ペコッ
と、謝ってすむなら話しは簡単なのですが、いくつか構造的原因がありますので書いてみます。以下長文お許しを。
『アイデンティティの音楽』初版2500部、というのはそんなに弱気の数字ではないと思います。しかし、それがすべて書店に行くわけではない。積極的には、注文に応じられるように手元に置いておく必要がある。消極的には、取次が返品率を低くするために、引き受け部数を絞っている、ということがあります。
一方、書店は日本に約3万件あります。複数配本されるところがある以上、ほとんどの書店には、並ばないことになる。「でも大書店には並ぶはずでは?」その通り。しかし、不況の中でもまだましと思われているせいか、大型書店はここ数年でどんどん増床しています。でもそれに伴って刷り部数を増やすわけにはいかないので、大手書店でも配本部数が1,2冊ということになる。無論、この分野に強いと自認する書店/員は個別に注文をくれますが。
例えば、先日私は旭屋書店(京都)に行きましたが、本書は「音楽」の棚に1冊棚入れになっていました。これでは普通の人は見つけられないと思います。本書は、メディア/社会学/サブカル/音楽の分野を超えた内容です。当方の希望はすべてに展示してもらうことですが、書店の方針でどこか1冊、というのが実情。違う棚を探している人には、目につかないことになる。
さて、嘆いていても仕方ありません。地道に注文をとることが大切。間もなく広告を出します。営業の報告もぼつぼつ集まっています。あとでまとめてアップします。乞うご期待!
説明ありがとうございます 投稿日 2001年1月18日(木)23時29分 投稿者 juwat
中川さん
今年もよろしくお願いします。
本と書店の現状、よくわかりました。タイトルに音楽とついていたら、中身に関係なく芸術や音楽の棚に、といったケースはよく見かけます。本に関心がない本屋さんが増えている、といったらそれまでですが、地味な本がますます見つけにくくなっていることを痛感します。
Amazon.co.jpでは現在「世界思想社の本」の売上げ第4位にランクされています。毎日、チェックするのが日課になってしまいました。そこでまた質問なんですが、現在「通常1〜2週間以内に発送」になっていますが、数日前は「お取り寄せ」でした。ほかに「通常2〜3日以内に発送」、さらには「通常24時間以内に発送」もあるようです。 配本状況がどうなっているのかわかりませんが、ネット書店に力を入れる方針はとれないのでしょうか?それともこれも取次店経由なんですか?
お忙しいところ、煩わせて申し訳ありません。
それでは。
配本の舞台裏 投稿日 2001年1月19日(金)10時10分 投稿者 中川大一
渡辺 潤 先生
>それともこれも取次店経由なんですか?
はい。例えば、bolや楽天ブックスは日販、アマゾンは大阪屋、eSブックスはトーハン、クロネコヤマトのブックサービスは栗田の在庫を利用しています。
理由は二つ。
1)現在生きている本のデータベースを、個々のオンライン書店が0から作り上げることは、事実上無理なのです。 既存のもの=取次が用意したものを使うことになる。
2)当社には、大手取次が仕立てたトラックが毎日来ます。教学社の分と合わせ、全国の書店注文を集めると、ガソリン代に見合う、ということです。オンライン書店であれ普通の本屋さんであれ、自分のところに来た注文を一冊一冊出版社まで取りに行けるか?それもまた、事実上無理なのです。
いずれにせよ、がばっと配本して売って返本されて、それでもみんなが潤う、という時代ではありません。何らかの改革が求められていることだけは間違いない。それにインターネットが絡んでくることは、確かなのでしょうが。
また、先生の日課に水を差すようで恐縮ですが、アマゾンのあの順位と表示は、こちらの実感とはかなり隔たりがあります。なぜあんなにころころ変わるのか。まめに更新しているといえば、そうなんでしょうが。
新聞広告掲載予定
投稿日 2001年1月19日(金)16時33分 投稿者 大隅直人
渡辺先生、みなさま、本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、『アイデンティティの音楽』の新聞広告掲載日が決定しておりますので、ここにお知らせ致します。
朝日新聞 東京・北海道(各本社) 1/20
大阪・名古屋・西部 1/22
毎日新聞 東京・北海道・名古屋 1/23
大阪・西部 1/25
読書人 1/19売 1/26付
図書新聞 1/27売 2/3付
これでまた、注文が増えることを期待したいものですね。
広告を確認しました 投稿日 2001年1月20日(土)23時18分 投稿者 juwat
大隅さん
今年もよろしくお願いします。今朝、朝日に掲載された広告を確認しました。これで売れるといいですね。
中川さん
再度のご説明ありがとうございます。勉強になります。Amazonの順位はぼくもちょっと変だなと思っています。急上昇したと思ったら急下降どうしてそうなるのか理由がわかりかねていました。
今はまた雪が降っています。もう30cmほどで、朝にはどのくらいになっているのか楽しみです。明日はまた雪かきです。
それでは。
訂正情報 投稿日 2001年1月22日(月)10時30分 投稿者 大隅直人
先週末書き込んだ新聞広告の掲載予定ですが、ひとつ訂正が生じましたのでお知らせします。
朝日新聞 大阪・名古屋・西部 1/22→1/23
と変更になりました。名古屋以西にお住まいの方で、今朝新聞を探しておかしいなと思われた方がおられるかもしれません。新聞社および広告代理店の都合によるもののようですが、ここにお詫びして訂正させていただきます
bk1に注目! 投稿日 2001年1月24日(水)00時43分 投稿者 juwat
SOCIUSの野村さんがbk1にお持ちの連載コラム「ほうとう先生の芋づる式社会学 」で「ロックの文化社会学」を書かれてます。その中で、『アイデンティティの音楽』が紹介されていますので、ぜひアクセスしてみてください。
http://www.bk1.co.jp/s/sociology/
野村さんには『メディアのミクロ社会学』以来、評価されていてお世話になっています。何と言っても、専門書がなかなか売れないという状況を何とか打破したいという思いが、2人の共通するところだと思います。
「社会学はおもしろい」「どんなことでもおもしろく考えることができる」そんな意識が若い人たち、とりわけ、大学生たちに浸透するといいな!というのが、たぶん、ぼくと野村さんの共通の願いだと思います。
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