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2007年度ゼミのテーマ

アルバイト先の問題点を発見し、改善点を探る

 03年度以降、同じテーマのもと、学生諸君が行っているアルバイトを素材にした学習を行っている。具体的には、@アルバイト先の仕事内容、その業界の現状と抱えている諸問題、Aアルバイト先の問題点、Bその問題点を改善するのはどうすればいいのかといった点について学習し、その成果をゼミで発表し、議論する。発表は、個人レベルでのものとグループによるものとの二本立てになっている。
 07年度について言えば、個人研究は、まさにテーマどおり、アルバイト先の問題を各自が扱う。 グループ研究では、そこで培われた問題発見能力を、東京の「まちづくり=地域活性化」に応用していく方向で考えている。その成果は『アルバイトから読み解く現実と夢』というタイトルのゼミ論集にまとめる。
 ちなみに、06年度は、グループ学習として
 1 渋谷  2 原宿  3 池袋  4 国分寺 を取り上げている。

評価方法
 
定期試験はしない。出席の頻度、発表の有無、ゼミ論集への原稿提出などによって総合的に評価する。

選考方法
 面接試験

 

2003年度ゼミのテーマ

アルバイトを通して学ぶ日本の経済とビジネス

授業内容
 
皆さん方の多くが行っているアルバイト。そこでの経験を通して、多くのことを学んでいると思うが、もっと意識すれば、さらに多くのことを学べるのでは・・・。
 そんな考えから、2003年度は、「アルバイトという社会の窓」から日本の経済・ビジネスの流れや特徴をさぐっていくことをテーマにしたゼミナールを実施したい。どんな業種の仕事でもいいと思うが、その中味を考えるなかで、皆さん方の社会・経済・経営に関する関心を呼び起こし、それを出発点にして、皆さんの「日本の経済・ビジネスという広い世界への旅立ち」を支援したいと考えている。
 また、皆さんにアルバイト先の問題点や改善点をさぐってもらい、その成果を発表するなかで、問題発見能力を鍛えたり、議論する力を養ったり、働くことの意味を考えたりできればと願っている。
 一年間のゼミの流れとしては、最初に戦後日本経済の歩みについて学んだうえで、皆さんの発表と討論につなげていくつもりである。
  なお、アルバイトをしていない方は、サークルやボランティアといった何らかの組織・団体の活動を素材にしてほしい。

 

教科書
 
堺 憲一 『日本経済のドラマ 経済小説で読み解く1945-2000』 東洋経済新報社、 2001年

評価方法
 
定期試験はしない。出席の頻度、発表の有無、ゼミ論集への原稿提出などによって総合的に評価する。

選考方法
 面接試験


2002年度ゼミのテーマ

日本経済の動き、企業の活動、そこで働くビジネスマン(ビジネスウーマン)の姿を扱ったものに、
「経済小説」もしくは「企業小説」と呼ばれるジャンルの小説がある。

このゼミでは、そうした経済小説を素材にして、戦後の日本経済の歩み、現在の日本経済の特徴や仕組みについて学習することが課題となる。経済小説の素材は、スーパー・コンビニ・ファミリーレストランといった、学生諸君にとって極めて身近な業界から自動車・金融・商社など、ありとあらゆる業界に及んでいるので、学生の関心がどの分野にあっても対応できる広がりをもったものだと言えるだろう。そこでは、小説の形をとって、経済・企業の動きがわかりやすく描かれているので、きっと楽しみながら日本経済・経営の勉強をすることができるはずである。

ゼミのやり方としては、最初に代表的な経済小説を幾つか読んだ後に、各個人が選んだ経済小説について発表を行う。そして、その成果を最終的には、『経済小説を読む』(第二号)というタイトルのゼミ論集にまとめたい。

なお、どのような経済小説があるかについては、このホームページのなかの「経済小説のリスト」のところに収録してあるので、参考にしてほしい。

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