柴内康文@東京経済大学

Y. Shibanai@Tokyo Keizai Univ.

主要研究業績

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[著書](共著)

  • 池田謙一(編)(1997). ネットワーキング・コミュニティ 東京大学出版会 所収のうち
    • ネットワークは爆発する-電子会議室のダイナミックス (柴内康文, 第5章, pp.87-103.)
    • 現実へと解放されたネットワーク (柴内康文・池田謙一, 第9章, pp.156-171.)
    • 電子ネットワーキングと集団形成の論理 (池田謙一・柴内康文, 第1章, pp2-25.)
    • カスタマイズ・メディアと情報の「爆発」 (池田謙一・柴内康文, 第2章, pp.26-51.)
    • 電子ネットワーキングの社会的リアリティ (池田謙一・柴内康文, 第3章, pp.52-68.)
  • 池田謙一・柴内康文・古森鎮哉 (1997). グループメディアとしてのパソコン通信 編集工学研究所(編) 電縁交響主義-ネットワークコミュニティの出現- NTT出版 pp.100-123.
  • 柴内康文 (1999) 電子メディア 栗田宣義(編) データブック社会学 川島書店 pp.74-81.
  • 柴内康文 (2001). インターネット・ポリティックス  池田謙一(編) 政治行動の社会心理学 北大路書房 pp.48-59.
  • 柴内康文 (2001). インターネットのつくる情報環境  川上善郎(編) 情報行動の社会心理学 北大路書房 pp.54-63.
  • 柴内康文 (2003). 私論と輿論の変換装置:「ネット世論」の行方 佐藤卓己(編) 戦後世論のメディア社会学 柏書房 pp.243-265.
  • 柴内康文 (2003). メディア社会とチャンス発見 大澤幸生(編) チャンス発見の情報技術 東京電機大学出版局  pp.181-196.
  • 柴内康文 (2003). ネット広告の機能 津金澤聡廣・佐藤卓己(編) 広報・広告・プロパガンダ(叢書 現代のメディアとジャーナリズム第6巻) ミネルヴァ書房 pp.246-266.
  • 柴内康文 (2007). 私論と輿論の変換装置:「ネット世論」の行方 北田暁大・大多和直樹(編) 子どもとニューメディア 日本図書センター pp.346-363. (2003年同題著書論文の再録)
  • 柴内康文 (2008). テクノロジーは孤独な学習を可能とするか 佐藤卓己・井上義和(編) ラーニング・アロン:通信教育のメディア学 新曜社 pp.294-316.
  • 柴内康文 (2009). デジタルメディアにみることばと心 井上智義(編) 誤解の理解 あいり出版 pp.152-159.
  • 無藤隆・森敏昭・池上知子・福丸由佳編(編)(2009). よくわかる心理学 ミネルヴァ書房 所収のうち
    • 人はいかにしてつながるか:ソーシャルネットワーク(柴内康文, pp.154-155.)
    • ゲームのもたらす影響とは:ゲーム社会の世界観(柴内康文, pp.158-159.)
    • インターネットがもたらすもの:コミュニケーション・人間関係への影響(柴内康文, pp.160-161.)
  • 柴内康文 (2011). 情報通信技術 稲葉陽二・大守隆・近藤克則・宮田加久子・矢野聡・吉野諒三(編)ソーシャル・キャピタルのフロンティア ミネルヴァ書房 pp.197-216.
  • 二宮克美・子安増生(編)(2011). キーワードコレクション社会心理学 新曜社 所収のうち
    • マス・コミュニケーション(柴内康文, pp.190~193.)
    • ノンバーバル・コミュニケーション(柴内康文, pp.198~201.)
  • 宮田加久子・柴内康文 (2013). 地域コミュニティとインターネット 稲葉陽二・藤原佳典(編) ソーシャル・キャピタルで解く社会的孤立 ミネルヴァ書房 pp.230-262.
  • 柴内康文 (2014). インターネット行動研究の新展開:情報行動の社会心理学 大坊郁夫・竹村和久(編)社会心理学研究の新展開 北大路書房 pp.40-53.
  • 池田謙一(編) (2015). 震災から見える情報メディアとネットワーク 東洋経済新報社 所収のうち
    • 「テキストデータを用いた震災後の情報環境の分析」(稲増一憲・柴内康文, 第3章, pp.47-84.)
    • 「震災後の新聞・TV、Yahoo!トピックス、ブログ記事と投稿の特徴」(柴内康文・稲増一憲, 第4章, pp.85-106.)
    • 「首都圏情報行動パネル調査2011-2012」(柴内康文, 第7章, pp.211-228.)
    • 「必要な情報が届くために:情報環境と受け手の対応関連性・整合」(池田謙一・安田雪・柴内康文, 第8章, pp.229-287.)
  • 柴内康文 (2016). ソーシャルキャピタル・メディア・格差 佐藤卓己(編)デジタル情報社会の未来(岩波講座 現代第9巻)岩波書店 pp.43-65.

(共編著)

  • 佐藤卓己・渡辺靖・柴内康文(編) (2012). ソフト・パワーのメディア文化政策 新曜社   所収のうち
    • 第2部序論:メディアと文化政策(柴内康文, pp.199-194.)
    • コンテンツ・アーキテクチャ・ソーシャル(柴内康文, pp.315-336.)
    • あとがき(柴内康文, pp.337-341.)

[訳書]

[学術誌論文]

  • 池田謙一・江利川滋・安野智子・柴内康文・多田奈緒子 (1997). 「社会の風景」としての中吊り広告 日経広告研究所報, 173, 67-76.
  • 石黒格・安野智子・柴内康文 (2000). Dynamic Social Impact Theoryシミュレーションへの全体情報の導入:一般化他者モデルを用いて 社会心理学研究, 16, 114-123.
  • Shibanai, Y., Yasuno, S. and Ishiguro, I. (2001). Effects of Global Information Feedback on Diversity: Extensions to Axelrod' s Adaptive Culture Model. Journal of Conflict Resolution, 45, 80-96.
  • 柴内康文 (2003). チャンス発見と社会心理学的課題 人工知能学会誌 18,  283-287.
  • 松村真宏・三浦麻子・柴内康文・大澤幸生・石塚満 (2004). 2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム,情報処理学会論文誌, 45(3), 1053-1061.
  • Matsumura, N., Miura, A., Shibanai, Y., Ohsawa, Y., & Nishida, T. (2005). The Dynamism of 2channel. AI & Society, 19(1), 84-92.
  • 柴内康文 (2007). 神戸市内の地域ソーシャルキャピタルに関する実証分析 都市政策, 127, 20-27.
  • 柴内康文 (2009). 調査データ分析に対するニューラルネットワークモデルの適用 : 社会関係資本に対するメディア効果の探索的検討 評論・社会科学(同志社社会学会)88号, 45-60.
  • 柴内康文 (2010). 地域情報化とソーシャル・キャピタル 行動計量学, 37, 19-26.
  • 内田由紀子・遠藤由美・柴内康文 (2012). 人間関係のスタイルと幸福感:つきあいの数と質からの検討  実験社会心理学研究, 52, 63-75.
  • Oishi, S., Kesebir, S., Miao, F. F., Talhelm, T., Endo, Y., Uchida, Y., Shibanai, Y., & Norasakkunkit, V. (2012). Residential mobility increases motivation to expand social network: But why? Journal of Experimental Social Psychology, 49, 217-223.
  • 柴内康文 (2014). Sandel(2007)の「被贈与性」概念をめぐるコミュニタリアニズム的価値観の社会心理学的検討 コミュニケーション科学(東京経済大学), 39, 37-50.
  • 柴内康文 (2015). オンラインコミュニティへのマクロ社会関係資本論的アプローチ マーケティングジャーナル, 135, 46-57.
  • 柴内康文 (2017). 社会関係資本・コミュニティと「機会格差」 建築雑誌, 1704, 20-21.

[専門誌等の論文・解説]

  • 柴内康文 1997 社会的文脈からみたCMC空間 Computer Today 1997年5月号 64-69. サイエンス社
  • 財団法人統計情報研究開発センター機関誌ESTRELA 1997年2月号~7月号まで、「電子ネットワーキングの世界」を連載執筆。各号の内容は以下の通り。
  • 2月号「電子ネットワークと情報オーバーロード」 (pp.28-31.)
  • 3月号「ペンティアムバグ情報の伝播(1)」 (pp.40-43.)
  • 4月号「ペンティアムバグ情報の伝播(2)」 (pp.40-43.)
  • 5月号「WWWの登場」 (pp.25-29.)
  • 6月号「WWWを分類する」
  • 7月号「個人の作るホームページ」 
  • 柴内康文 (1998). 言い争う-「フレーミング」論争の検証 川浦康至(編) インターネット社会 現代のエスプリ 370 pp.138-146. 至文堂
  • 柴内康文 (1998). 「血液型と性格」の問題 佐藤達哉(編) 性格のための心理学 現代のエスプリ 372 pp.110-117. 至文堂
  • 柴内康文 (2003). 「血液型と性格」が意味するもの EB NURSING, 3(3), 128-133.
  • 柴内康文 (2006). 社会関係資本・メディア・コミュニケーション InterCommunication, 15(4), 84-89.
  • 柴内康文 (2009). 情報通信と「電縁」をめぐって(平成21年度情報通信白書有識者コラム) <http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/column_shibanai.html>(2009年7月16日)
  • 柴内康文 (2011). R・D・パットナム著『孤独なボウリング』邦訳刊行5年目によせて 『図書新聞』3012号(2011年4月30日)

[辞典等項目執筆]

  • 弘文堂 情報学辞典(2002) (「キューレスネスモデル」「社会的存在感」「フレーミング」)
  • 共立出版 認知科学辞典(2002) (「構造同値」「メディア肥沃理論」その他18項目)
  • 共立出版 デジタル認知科学辞典(2004) (「構造同値」「メディア肥沃理論」その他18項目)
  • 丸善(日本社会心理学会編) 社会心理学事典(2009) (「ソーシャル・キャピタル」)
  • 世界思想社 メディア用語基本事典 (2011) (「インターネット社会」(大項目)、「IPアドレス」「IP電話」「インターネットのセキュリティー」「SNS」その他15項目)
  • NTT出版 コミュニケーション学がわかるブックガイド(2014) (編集委員、『声の文化と文字の文化』その他11項目)

[学術誌書評]

  • 柴内康文(2008). 書評:小川晃子(著)『高齢者へのICT支援学:その心理と環境調整』(2006年, 川島書店) 社会心理学研究, 23, 299.
  • 柴内康文(2010). 書評:三浦麻子・森尾博昭・川浦康至(編) 『インターネット心理学のフロンティア: 個人・集団・社会』(2009年, 誠信書房) 社会心理学研究, 24, 160.

[単著あるいは第一著者の学会等発表]

  • 柴内康文 (1995). テクノロジーのブラックボックス化は世界を魔術化するか-CM視聴による実験的検討と、新しい自由回答処理手法の適用- 第36回日本社会心理学会発表論文集 420-421.
  • Shibanai, Y. and Ikeda, K. (1995). 'Buggy' Pentium Inside! -How the News Diffused in the Networked World- In Stary, C. (Ed.) Proceedings of the 2nd IEEE Workshop on Networked Realities, 175-188.
  • 柴内康文・池田謙一 (1995). コンピュータネットワーク内の情報伝播研究 日本グループ・ダイナミックス学会第43回発表論文集 112-113.
  • 柴内康文 (1996). インターネットと現実世界:ペンティアムバグニュース伝播の実証研究 第13回情報通信学会発表論文(情報通信学会誌, 14(2), 49)
  • Shibanai, Y. and Ikeda, K. (1996). Perceived Reality and Information Explosion in the Networked Society. Paper Presented at the 20th Scientific Conference of the International Association for Mass Communication Research, Sydney, Australia, August 18-22, 1996.
  • 柴内康文・池田謙一 (1996). 電子メディアにおける情報発信型参加の意味 日本社会心理学会第37回発表論文集 138-139.
  • 柴内康文・池田謙一・江利川滋・安野智子・多田奈緒子 (1996). 中吊り広告の社会心理学(1)-中吊りという情報環境- 日本グループダイナミックス学会第44回発表論文集 74-75.
  • 柴内康文 (1997). 電子ネットワークにおける世論調査 1997年度日本選挙学会発表論文(方法論部会「政治分析における計量的方法」)
  • 柴内康文・池田謙一 (1997). 電子メディアにおける中範囲の集団形成-パネル調査による分析- 日本社会心理学会第38回大会発表論文集, 68-69.
  • 柴内康文・石黒格・安野智子 (1998). 適応エージェントモデルへの全体情報フィードバックの導入(2)-Axelrod(1997)の「文化」シミュレーションへの適用 日本社会心理学会第39回大会発表論文集, 182-183.
  • 柴内康文 (1999). ネットワークコミュニティとその機能について 日本心理学会第63回大会シンポジウム「情報化社会とネットワーキング」(大会論文集 S60)
  • Shibanai, Y. and Kawaura, Y. (2000). Online Survey of Personal Webpage Owners in Japan: Method, System and Practice. Paper presented at the Annual Online Meeting of the Association for Computers and Social Sciences (CSS2000).
  • 柴内康文 (2000). WWWを通じた関係形成の促進要因 日本社会心理学会第41回大会発表論文集, 534-535.
  • 柴内康文 (2001). 遠隔他者とのコミュニケーションがもたらすもの:コンピュータシミュレーションによる検討 日本社会心理学会第42回大会発表論文集, 552-553.
  • 柴内康文 (2002). メディア専攻学生に対する調査教育 日本社会学会第75回大会発表要旨 198.
  • 柴内康文・内田由紀子・遠藤由美 (2007). 社会的絆とメディアコミュニケーション:地域差・心理特性の検討(ワークショップ「資源としての社会的絆:人間関係の今日的結び方とその意義」) 日本心理学会71回大会発表論文集 W40.
  • 柴内康文 (2008). 社会関係資本に対するメディア効果の探索的検討:ニューラルネットワークによるアプローチ 日本社会心理学会第49回大会発表論文集, 390-391.
  • 柴内康文 (2009). 地域情報化とソーシャル・キャピタル 社会政策学会第119回大会報告(要旨集p.15)
  • 柴内康文 (2013). 「被贈与性」の信念は連帯の基盤か:Sandel(2007)仮説の検証の試み 日本社会心理学会第54回大会発表論文集, 244.

[学術講演・シンポジウム等発表]

  • 柴内康文 (1997). 電子ネットワークにおける調査:サンプルの特性と偏り  文部省統計数理研究所公開セミナー「調査環境の変化に対応した新たな調査法の研究:電子調査法とそれが抱える諸問題」
  • 柴内康文 (1999). 電子会議室のグループ・ダイナミックス  NTTコミュニケーション科学基礎研究所 CMCC研究会第1回シンポジウム論文集 51-57.
  • 柴内康文 (1999). 電子メディア社会における情報伝播  NTTコミュニケーション科学基礎研究所 CMCC研究会第2回シンポジウム論文集
  • 柴内康文 (2009). メディアとむすび:社会関係資本論から 「心が生きる教育のための国際拠点」グローバルCOEワークショップ「メディアの生成―聖俗と社会関係資本から考える」報告, 京都大学, 2009年11月6日
  • 柴内康文 (2010). 情報化とソーシャル・キャピタル 「ソーシャル・キャピタルの多面性と研究方法上の課題」ワークショップ報告, 日本大学, 2010年3月13日
  • 柴内康文 (2010). 地域情報化とソーシャル・キャピタル 「少子高齢化・情報化時代におけるソーシャル・キャピタルの政策的含意」シンポジウム報告, 日本大学, 2010年3月13日
  • 柴内康文 (2015). 図書館とソーシャル・キャピタル 立教大学司書課程公開講演会, 2015年12月18日(柴内 康文 (2016). 図書館とソーシャル・キャピタル St. Paul's librarian, 30, 1-25. (http://id.nii.ac.jp/1062/00012285/ ))