Back | Next |
---|
![]() ・ボニー・ブライト・ホースマンは男2人、女1人の3人組だ。楽器はギターが中心だが、YouTubeではベースとドラムがついていた。デビューしたばかりのグループとは言え、それぞれが既に長い音楽的なキャリアをもっていて、たまたま最近一緒にやることにしたようだ。中川五郎の解説によれば、きっかけは、2018年のオークレア・ミュージック&アーツ・フェスティバルへの3人そろっての出演だった。そこで「リハーサルを重ねるうち、イギリスやアメリカのトラディショナルミュージック、フォーク・ソングを自分たちなりの新しいやり方で取り組もうというはっきりとした方向性が定まった。」 ・そうしてできたアルバムに収められた10曲はすべて、イギリスやアイルランド、そしてアメリカの古い歌である。「ジェーン、ジェーン」のように、中には大昔に聴いた懐かしい曲もあったし、「10000マイル」も聴いた覚えがあった。しかし、「ボニー・ブライト・ホースマン」をはじめ、多くの曲は知らないものが多かった。しかも、昔の歌のままではなく、シンプルだが独特で極めて新しい音で演奏され、歌われている。 おー、ナポレオン・ボナパルト、おまえが悲しみの元凶だ・特に何が新しいとか変わっているというのではないのに、今まで味わったことがない音と雰囲気を持っている。しかも、そこで歌われ、演奏されているのが大昔の歌ばかりというから、さらに奇異な感じさえする。この3人組みは、果たして次のアルバムを出すのだろうか。また一人になって、それぞれ別々になってしまうのだろうか。そう言えば、Macに録音したら、『Bonny Light Horseman』ではなく、V.A.、つまり、さまざまなアーティストのコラボに分類されてしまった。バンド名もアルバム名も、そして代表曲も同じ名前だから、多分、この一枚限りのものなのだろうと思った。 ・ちなみに3人は、アナイス・ミッチェル、エリック・D・ジョンソン、ジョッシュ・カウフマン。全く知らない人たちだったが、アナイスはもっとおっかけようかと思っている。 |
BLOG |