角閃石黒雲母花崗岩(ラパキビ花崗岩)
Hornblende biotite granite
Ylamaa, Finland
ラパキビ花崗岩の特徴は斜長石に取り囲まれた卵型のカリ長石の存在である.このほかに、石英・黒雲母・角閃石も含まれる。ラパキビ花崗岩の典型例として,17〜15億年前頃に形成したものがフィンランドやスウェーデンに広く分布している.日本では高知県の足摺岬に唯一産する.石材として人気があり、日本にも大量に輸入されている。