火成岩中の鉱物
岩石は多くの場合いろいろな粒でできているが、顕微鏡で拡大することによって目に見えない場合でも、さまざまな粒が見えてくる。生物が細胞からできているように、岩石にも細胞に当たる最小単位が存在し、それを鉱物という。(鉱物は天然に産み出される結晶質の固体のことを言う。)自然界には多くの鉱物が存在するが、岩石を造っている鉱物を、特に造岩鉱物という。
ちなみに、火成岩はマグマが地下で固まってできたか、地上で固まってできたかによって、火山岩と深成岩に分けられる。また、これらの岩石は鉱物の種類の量の比や、鉱物の種類など、環境を反映した鉱物の粒の形、大きさなどで細分化される。