NHK熊本放送局で紹介されたキャンペーン


2月16日朝7時40分より熊本県内に向けて放送されたニュース原稿です。「三池炭坑〜わが故郷の肖像」は「日刊大牟田」にも大きく取り上げられました。おめでとう、前川さん!!!


 去年の三月で閉山した三井三池炭鉱の関連施設の取り壊しが大牟田市や荒尾市で進んでいますが、インターネットのホームページを使って炭鉱住宅の保存を呼びかけるキャンペーンが展開されています。
 炭鉱住宅の保存を呼びかける運動を進めているのは、三井三池炭鉱に関連する情報や意見をインターネットで発信している三つのホームページです。三井三池炭鉱の閉山後、炭鉱住宅や鉄道などの炭鉱関連施設の撤去が進んでいる状況を知り、それぞれ今月始めからインターネットを通じて施設の保存の必要性を訴えています。特に取り壊しが進んでいる炭鉱住宅については、「炭鉱住宅の家並みそのものが石炭で栄えた三池の歴史を象徴した文化財だ」として、ホームページを見た人に大牟田市と荒尾市の教育委員会に保存を呼びかけるハガキを書いて欲しいと呼びかけています。ホームページの作者の一人は、かつて荒尾市の炭鉱住宅に住んでいたということで「三池争議で父を指名解雇されて荒尾市を離れたが、炭鉱住宅が私の故郷そのものです」と話しています。