飯沢博美さんは、わたしが集っている清瀬旭が丘教会の方である。戦前からキリスト教の信仰をもち、なんと信仰歴が70年ほどになるという。戦争中は、石川島播磨造船所に勤務。勤務中に焼夷弾を受けたが、胸のポケットにしまってあった聖書が裂けて、飯沢さんは奇跡的に助かったそうである。88歳になられる飯沢さんは、戦時下日本におけるキリスト教とその信者たちを知る上でも貴重な存在である。 戦争経験者のライフヒストリーへ 歴史のホームへ 多摩編のホームへ 目次へ 表紙へ