卒論『林檎白書6』
『林檎白書』第6号、1997年2月発行
1.バスはコミュニケーションの空間になるべきである
.........公共交通機関としてのバスの現状と課題.........三宅淳一
序.バスマニアというもの
1.バス事業の成立
2.バスサービスの本質
3.都市社会に見るバスの位置
4.昨今の事例に見る利点・課題
5.“社会空間”としてのこれから
後記
2.電車の中の人間たち、その行動の分析中川知子
はじめに 〜私と電車のカンケイ〜
1.空間とヒトの行動
2.電車の中も忙しい人達
3.日本と外国の差
4.実際はどうなのか〜調査結果〜
a.早く家に帰る主婦
b.夜に多い20代の女性
c.女性の半分は20代
d.疲れる夜と眠い朝
e.ウォークマンの悲劇
f.立っていても寝てしまう人達
g.人は+向きが好き
h.準備のいい男性
5.まとめ
最後に 〜何もしないことにも慣れよう〜
3.通販の社会学今泉佐知子
はじめに
1章 通販の歴史
2章 通販心理
3章 なぜ通販で買ったのか
終章 通販の今後
4.ガソリンスタンドにおけるサービス榎本亮二
はじめに
第1章 サービス産業としてのガソリンスタンドの位置づけと意味
§1 ガソリンスタンドの位置づけ
§2 「サービス」という言葉の意味
第2章 ガソリンスタンドのはじまりとその業務内容
§1 ガソリンスタンドのはじまり
§2 ガソリンスタンドの業務内容
第3章 ガソリンスタンドサービスにおける現状とその考察
EX.1 「プレゼントサービス」
Ex.2 灰皿清掃・ゴミ捨て
Ex.3 その他
§1 考察
§2 ガソリンスタンドで求められるサービス分析
§3 ガソリンスタンドにおけるサービスの必要性
第4章 外食産業に見るサービスとガソリンスタンドサービスとの比較
第5章 まとめ
5.ラジオの中の自分、自分の中のラジオ.......ラジオとぼくのこれまでとこれから........
和田 敬
はじめに
第1章 僕にとってのラジオ
第2章 ラジオと人間
第1節 ラジオの起源
第2節 日本のラジオ
第3節 アメリカのラジオ
第3章 ラジオの中の自分〜本当の自分、嘘の自分
序節 僕が「本当の自分」と感じていたこと
第1節 「自分」
第2節「自分らしさ」と「スタイル」
第3節「スタイル」と「自分」との違和感
第4章 スペースとしてのラジオ
第1節 共感と安らぎの自由空間
第2節 「どこにいるか?」から「どうあるか?」へ
おわりに ラジオと僕のこれから
6.追っかけの社会学三条場史子
序章
第1章 “追っかけ”とは何か
第2章 “追っかけ”実録
第3章 “追っかけ”られる立場は何を思うか
第4章 “追っかけ”を支えるメディアたち
第5章 “追っかけ”の社会的意義!
7.グルーピーの社会学吉川愛子
序章
1章 グルーピーの生態
☆グルーピーのボス
☆既婚のグルーピー
☆多人数と関係を持ちたがるグルーピー
2章 グルーピーの登場
☆ロックン・ロール登場以前
☆ロックン・ロール登場
☆ロック登場
3章 グルーピーと性
☆性表現の変化と性意識の変化
☆性革命の中でのロック
☆グルーピーの存在
☆日本人グルーピーの白人崇拝
終わりに
8.平成のミリオンセラー現象内山幸紀
§・序章 はじめに
§・1章〜平成のミリオンセラー現象〜
(1)ミリオンセラー現象
《ミリオンセラーの歴史》《平成のミリオンセラー》
(2)CDの売れるワケ
《ハード面での変化》《CDショップ》《不況》
§・2章〜タイアップ〜
(1)ドラマ主題歌
《トレンディ・ドラマとは》
(2)CMイメージソング
§・3章〜カラオケ・ブーム〜
(1)カラオケ文化の歴史
(2)カラオケのレコードセールスへの影響力
(3)若者文化として見たカラオケ・ブーム
§・4章〜チャート独占現象
(1)ビーイング
《タイアップの難しさ》
(2)小室哲哉
§・5章〜不安感から来る同調性〜
(1)選択肢の異常増殖と選択不安
《若者の『ぴあ』離れ》
(2)同調性
終章
9.私のカラオケ物語渡辺志乃
はじめに
1カラオケのルーツ
2カラオケのいい所、悪い所
3カラオケを通して広がる人間関係
まとめ
10.椎名誠論御輿幸造
まえがき
第一章 登場から現在までの姿勢
第二章
1ノスタルジアとおもしろかなしずむ
2.旅と椎名誠
3椎名誠と仲間たち
第三章 シーナワールドの目指すところ
終章
おしまいに
11.日本のアニメーション・メディアは今小野田 健
第1章 日本アニメーションの現状(データ)
第2章 アニメーションメディアの移り変わり
第3章 アニメファン、その傾向の移り変わり
第4章 アニメファンの実態
4−1「コミケ」に観るアニメファン
4−2声優ブームに見るアニメファン
4−3リミテッドアイドルを目指すアニメファン
終章 勢いをなくした日本アニメ・メディアの今後
12.ビデオゲーム論岩本憲一
序論
第一章 ビデオゲームの歴史
第二章 ビデオゲーム発展の背景
(1)遊びの変化
(2) 日本型玩具
(3)ビデオゲーム・ジャンル
第三章 人はなぜビデオゲームに熱中するのか
(1) 遊びの四分類
(2) 刺激のインフレーション
(3) 刺激の質的変化
(4)フローの理論
第四章 ビデオゲームの影響
終りに
13.社会性、公共性の高い広告について焼野勝哉
序章 はじめに
第1章 公共広告について
第3章 意見広告について
第4章 行政・政治広告について
(l)説明〜行政・政治(政党)広告について
(2)歴史・事例
第5章 考 察
第6章 最後に
14.新聞の三面記事の見出し(タイトル)について前田佳宏
序章 はじめに
第一章 新聞の分類・特徴
第2章 3面記事の特徴
第3章 各種類の新聞の見出し(タイトル)について
第4章 見出しの考察
まとめ
15.現代大阪論新谷広介
§・序章「はじめに」
§・1「大阪弁についての分析」
§・2「大阪人の素性」
§・3「大阪らしさとは何か」
§・終章「おわりに」
16.対話手段の分析西 俊行
序章
第1章「コミュニケーションする上での外面的事象について」
第1節「話し方教室に集う人々とその実態」
第2節「N話し方スクール体験授業にて」
第2章「話し方教室の背景とその存在意義」
第3章「言葉を得るまでの過程の差異から見られる現象について」
終章
17.私はどこからきて、どこへいくのか伊佐知子
はじめに
第1章「大学」に入る前
第2章「大学」に入る
1.「社会学」との出会い
2.「旅」に出る
3.「灯(あかり)」をたよりに
第3章「どん底」からはい上がって
1.「どん底」の発見
2.「根っこ」をつかんだ!?
第4章「卒業論文」を書きあげる
1.私はどこにいたのか
2.「地図」と「現地」
3.いま、ここの私の「地図」
おわりに
18.現代アメリカの大量殺人について横原義明
はじめに
第1章映画の中の大量殺人「ナチュラル・ボーン・キラーズ」3)
第2章実際の大量殺人マーク=エセックス
第3章大量殺人者の出現パターン
第4章大量殺人を生むアメリカ社会
最後に