卒論『林檎白書3』
1.ミニシアター論:「見」るもの「視」えるもの「観」えてくるもの鈴木千世
はじめに
第1章 ミニシアターブーム
1 ミニシアターの出現
2 ミニシア夕ーブームとは
第2章 大劇場とミニシアター、テレビの違いについて
1 大劇場とミニシア夕ー
ハード面の違い ソフ卜面の違い
2 テレビとミニシアター
第3章 ミニシアター(映画文化)における東京と大阪の違い
1 上映方法
2 映画文化
シネマライズ渋谷(東京)ル・シネマ(東京)
六本木シネ・ヴィヴァン(東京)吉祥寺バウスシア夕ー(東京)
テアトル梅田(大阪)三越劇場(大阪)シネマヴェリテ(大阪)
パラダイスシネマ(大阪)扇町ミュージアムスクエア[OMS](大阪)
おわりに
2.映画に見る流行:スピルバーグ論小谷圭崇
序章
第1章 売れる映画ってどんなもの?
第1節 見に行きたいと思う映画
第2節 見に行きたいと思わせる映画
第2章 「スーパーヒットメーカー」スピルバーグを考える
第1節 スーパーヒットメーカー
第2節 エンターテイメントとしての映画
第3節 新しい感じの映画
第3章 流行としての映画
第1節 流行の定義と映画
第2節 ブランドとしての映画
第3節 商品としての映画
終章 まとめ
3.電話の社会学:私たちの生活と電話山内理香子
はじめに
第1章 電話のあゆみ
第2章 家庭の中の電話
第3章 電話空間
第4章 電話とは
おわりに
4.カラオケのメディア性仲川賢次
序章
1章 現代カラオケの特性とその歴史
1節 メディアとしてのカラオケ
2節 カラオケの誕生。(カラオケ誕生、飲み屋カラオケ〉
3節 カラオケボックス以前(ホームカラオケ時代)
4節 カラオケボックス時代
第2章 「孤独」を求める人々とカラオケ
第3章 カラオケと国民性
終章
5.音の風景:何よりローファイな都市川村峰則
序章
第一章 音と耳
第一節 音の認識
第二節 音を伝えるもの
第三節 音の速度
第四節 蚊の音から大砲の音まで
第五節 耳の増音感
第二章 音の歴史
第一節 田舎のサウンド・スケープから都市のサウンド・スケープへの変遷
第二節 産業革命
第三節 電気革命
第三章 現在の音の位置
第一節 電話
第二節 音のサイン
第三節 サラウンド
第四節 疑似体験
終章
6.たび:旅・旅行・ツアー宇野恵三子
序章
第一章 一般的 旅論、旅行論
第二章 失われた旅
第三章 イメージ旅行
結章
7.化粧:化粧品の戦後史冨岡三恵
序章
第1章 どうして人間は化粧をするようになったか?
第2章 化粧宣伝史
1.1960年代
2.1970年代
3.1980年代 CM多様期〜90年代へ
第3章 消費者と化粧
第4章 消費者とメーカーのつながり
終章
8.清潔志向のイマ船越洋介
はじめに
第1章 におい
第1節 清潔意識からのにおい
第2節 嗅覚器官について
第3節 鼻の役割
第4節 体臭のはなし
第5節 口臭のはなし
第2章 歴史的にみた洗うこと
第1節 はじめに
第2節 上代の洗浄
第3節 みそぎ・はらい
第4節 仏教と洗浄
第5節 平安時代の入浴
第6節 鎌倉・室町時代の入浴
第7節 江戸時代の入浴
第8節 明治時代以降から現代
第3章 追い求める清潔
第1節 生活の都市化と個人主義化からの清潔観
第2節 気にするにおい
第3節 自分を守る清潔意識
おわりに 清潔の行方
9.企業戦略の中のスポーツ小路高弘
序章
第一章 アマチュアスポーツとコマーシャリズム
第二章 イメージアップのためのスポーツ
第三章 商業上のメリット
第一節 ダイエーの場合
第二節 新聞社(読売中心)の場合
第三節 電鉄の場合
第四章 企業内部の求心力
第五章 企業とJリーグ
終章 これからの企業スポーツ
10.夢競馬、ギャンブル競馬西川和宏
序章
第一章 競争馬として生まれてきた馬
第一節 サラブレッドとアラブ
第二節 日本のサラブレッド
第二章 競馬ブームの立役者達
第一節 天才・武豊
第二節 時代をかけ抜けた名馬たち
第三節 イメージチェンジ
第三章 ギャンブルと人間
終章
11.これからの自動車のゆくえ藤田義信
第1章 自動車が持っている特異性と楽しさ
第2章 日本における自動車のあゆみ
第3章 自動車を取り巻く環境の変化
第4章 交通事故対策
終わりに
12.時代の中の写真:写真の「気分」中嶋映里香
序章
第1章 戦後写真の流れ
§1 情報としての写真(1945-50)
§2 リアリズム写真(1950一55)
§3 主観的写真の登場(1955一60)
§4 新しい時代の写真(1960一65)
§5 自己を探して(1965-75)
§6 コマーシャル・フォト
第2章 80年代の写真
第3章 90年代の写真
終章
13.ネガティブ・コミュニケーション論玉井良平
初めに
第1章 ネガティブコミュニケーションの定義
(1)ネガティブコミュニケーションとは
(2)メディア上のネガティブコミュニケーション
(3)どのような時にネガティブコミュニケーションが行われるのか
(4)ネガティブコミュニケーションの効果
第2章ネガティブコミュニケーションの分類
A.対象に対してマイナスを伝達するコミュニケーション
B.対象とのコミュニケーションの継続を拒否する
第3章メディアにおけるネガティブコミュニケーションの手法
(1)マスメディア−主に不特定多数を対象としている
(2)パーソナルメディア−主に特定の個人を対象にしている
第4章 直接会話におけるネガティブコミュニケーションの手法
第5章 個人間におけるメッセージのネガティブ化
第6章 ネガティブコミュニケーションの価値
第7章 ネガティブコミュニケーションの日常性
第8章 ネガティブコミュニケーションと嘘
最終章 ネガティブコミュニケーションについて
14.八、九、三:悪(ワル)の時代吉谷昌洋
序章 社会悪、社会の邪悪、悪弊
第一章 ヤクザの定義
第二章 最近のヤクザの形態(企業舎弟)
第三章 イトマン事件に見る、オモテ社会とウラ社会の関わり
1.イトマン株買い集め
2.十億円授受
3.絵画取引
4.ゴルフ場融資
5.さつま観光融資
6.大阪府民信組問題
まとめ
15.社会現象としてのマザコン窪田光代
序章 「マザコン」という言葉が使われる様になったのはいつのころからだろうか。
一章 社会学的に「マザコン」とは
二章 どうして「マザコン」ができるのか その時代背景
一節 家父長制の崩壊
二節 子供の遊びの変化
三節 家電製品の普及とそれに伴う主婦の生活の変化
三章 具体的にどの様な状態が「マザコン」であると言われるのか
終章
16.若者像の考察:70’80’90’久保隆之
はじめに
第1章 70年代の社会と若者
(1)保守化する若者
(2)若者とモラトリアム
(3)モラトリアム人間の社会的性格と両義性
(4)モラトリアム機能不全
第2章 80年代の社会と若者像
(1)80年代の時代精神
(2)新人類〜わけのわからぬ若者〜
(3)新人類の特徴
(4)新人類の衰退
第3章 情報化と若者
(1)メディアの母性
(2)おたくについて
(3)本物のメディア世代へ
おわりに
17.同性逢論:ゲイの世界酒井康宏
序章
第一章 メディアの中の同性愛
第二章 男と男が出逢う場所
第三章 女と女も出逢いたい
第四章 GAYブームとゲイ自身の意識
終章
18.コンビニエンスストアの社会学的考察池田雅子
はじめに
第1章 コンビニエンス・ストア業界の歴史と現状
第2章 コンビニエンス・ストアの業態的特徴
第3章 調査
おわりに