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2009年2月2日

今年の卒論


 東京経済大学で働くようになって10年、ゼミの卒論集も9号になりました。今年の学生は15名、うち13名が女子で、男子は2名です。どうしてそうなるのかわかりませんが、女子優勢が、このゼミの変わらぬ特徴になりました。ですから、どうしても、男子学生が居つかないし、いても萎縮してしまいがちということになります。その女性優位の論文集のテーマは以下の通りです。
学生が一番興味をもつことを制約なしに書かせることを基本にしていますから、今年も極めてバラエティに富んでいます。内容もまた、玉石混淆で、自発的にがんばった人、無理矢理がんばらされた人、適当に逃げてしまった人などさまざまです。とは言え、ともかくも、大学で勉強した成果であることは間違いありません。 
世の中は100年ぶりの大不況に見舞われようとしています。これから社会に出てどんな生き方をしていくのか、心許ない気がしますが、強く、楽しく生きて欲しいものだと思います。
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「空気論」……………………………………………………鍛治田芽生子
「仮面店員のホンネ」…………………………………………中嶋千尋
「美容院の変遷と役割」………………………………………土屋亜樹
「図書館の存在価値」………………………………………柴田あかね
「新宿の発展における百貨店とファッションビル」………糸谷里美
「アイルランド 人と伝統音楽」……………………………賀嶋紀子
「浜崎あゆみ 様々な角度から」…………………………山内志保子
「バンドとアニメのコスプレ表現」………………………… 庄司美希
「米軍基地が果たした文化的影響」…………………………森嶋美帆
「アウラの行方」……………………………………………… 與良正隆
「刺青tattoo」…………………………………………………雪山恭代
「どうして彼女はモテるのか」………………………………木下早弥
「コーヒーがもたらす文化と社会問題」……………………松野みどり
「スポーツからみたルール」…………………………………秋山友宏
「邦画と泣ける映画について」………………………………杉林里奈






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