Back | Next |
---|
・退職する教員は慣例として最後の講義をやることがあります。しかし僕はやりませんでした。何によらず儀式や儀礼的なことは嫌いで、これまでもできる限り避けてきたからです。しかし、今年度限定の特別企画講義「仕事、レジャー、そしてライフスタイル」の最後の時間には、終了時に花束をもらいました。毎回ゲスト講師を招いて話してもらう授業で、僕は最後だけ、まとめとライフスタイルの話をしました。もうこれで十分と思ったのですが、院の卒業生たちから要望があって、院の最後のゼミをやることにしました。 ・大学院ではこれまで18年間で30名ほどの学生を指導してきました。数年前まで、院のゼミには卒業した学生も多数参加していて、毎回3時間を超える時間を使って、各自の研究発表を行ったり、僕が編者になって何冊かの本を作ってきました。ユニークな研究をする人が何人も育ったことは、僕にとっては何よりの喜びであり、また自慢になることです。 ・コミュニケーション学部には『コミュニケション科学』という紀要があります。退職者には記念号を出す権利があるのですが、僕は最後の仕事として、卒業生を中心に記念号を出すことを提案しました。最後のゼミではその編集方針も検討されました。順調にいけば夏休み明けに原稿を集めて、来年の3月までには発行できると思います。 ![]() ![]() ・実は研究室の片づけなどのせいで数日前から腰痛でしたが、何とかつき合えてよかったです。 |
BLOG |
---|