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2017年1月11日

今年の卒論




2016.jpg 今年の4年生は7名です。国内研究で2年生のゼミを持たなかったために、全員3年生からの参加になりました。2年次のゼミから追い出された人、どこかに入らなければ卒論の指導をしてもらえないからといった消極的な理由の人、先輩からのすすめで3年次まで待った人、そして休学から復帰してやってきた人など、不揃いのリンゴたちでした。

3年次のゼミが始まるとすぐに、一人が「飲み会」をやりたいと言いました。お互いに距離を近づけるチャンスですからOKを出しましたが、全員出席とはいかず2名が欠席でした。続いて夏休みの合宿もやりたいというのでこれも承諾しましたが、出席者は3名だけで、他のゼミの学生が2名参加をしました。合宿とは言え、勉強らしきものは何もやりませんでした。

ゼミは本当に初歩の初歩からで、論文というよりは文章の書き方からはじめ、そもそもコミュニケーション学部で何も勉強していないことを自覚させたり、本を読んで、その内容をまとめてレジュメを作らせたり、ゼミで発表させたりと、それこそ1年生並の授業で半年が終わりました。

3年生の夏休みに卒論に向けたレポートを書かせ、その発表や修正に後半を費やし、何とか卒論の準備ができたと思いました。で、春休みの宿題として続きを5000字書いて4月のゼミまでに提出することを課しました。ところが提出したのは1人だけ。出さなければゼミへの出席は認めない。こんな通告をいいことに、前期もまるで出席してこない学生もいて、ゼミはほとんど開店休業状態でした。

そんな状態は夏休み明けの後期になっても変わらずで、卒論の最終提出1ヶ月前に設定した提出とその後の修正作業にも、2人が反応せずで、わずか7人なのに2人も落第か、とうんざりしてしまいました。その2人は最終提出日にやっと論文を持ってきましたが、できは推して知るべしで、まあまあがんばった学生も含めて、今年は一言、「おそまつさん」というほかないものになりました。


今の若い世代について …………………………………………………中島 啓太

お酒とコミュニケーション ……………………………………………福原 涼祐

遊びとスポーツの境界線にあるスケートボード ……………………三ツ橋海州

大学長距離ランナーの栄養管理 ………………………………………堀田 将純

聖飢魔IIが日本の音楽界に与えた影響…………………………………向井 陽也

フリースタイルフットボールというカルチャーとその起源…………伊藤 在生

「ファストファッション」の成長と裏側………………………………志村由香里




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