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今年の卒論

例年通り、今年も卒論集を出すことになりました。現在製作中で、できあがるのは3月はじめです。今年のゼミ生は12名。去年の19名より7名減で、その分、忙しい思いも軽減されました。もっとも今年のゼミ生は去年と違ってコンパ好き。研究室でもリラックス(しすぎ)で、にぎやかなものでした。どうしてこんなに違うものか、長年教師をしていても理解できない不思議な現象です。
そんな快活さが功を奏したのか、就職状況も去年とは違って好調で、9人が内定、未定の3人もこだわった末の結果で、それなりに納得しているようです。中でも特筆すべきは女子学生。5名全員が就職先を決めました。学部全体での女子学生の内定率は5割以下ですから、これは快挙といってもいいでしょう。
ところで卒論ですが、なかなか個性的なものが出そろいました。着々と書き上げた人、最後で馬力をかけた人、こだわりにこだわった人。もちろん、やっと形になったという人も数名います。なお各論文についてのコメントは卒論集のできあがる3月にあらためて掲載します。
2003年度卒論集

目次

1) SFとファンタジー ……………………………………………四宮 響

2) サービスという名のコミュニケーション………………新井さやか

3) キャップの下のジャップ………………………………………渡辺賢

4) マンガと暴力、性描写を弁護する………………………島田健太郎

5) アメリカ合衆国におけるサッカーの存在…………………八巻貴洋

6) Jリーグ百年構想 ……………………………………………斉藤大樹

7) 街の色とわたしたちの生活…………………………………松井優子

8) 香りの好み〜組み込まれるにおいたち〜………………坪井真沙美

9) 情報時代の表現の自由………………………………………金子拓人

10) こんなにすごいぞ 昭和30年代 ………………………篠原悠里子

11) 子どものペット化現象について ………………………… 池田恵美

12) 笑いのメカニズム ………………………………………… 許斐勇人

修士論文は3名が書き上げました。審査前ですから認められるかどうかはわかりませんが、一応テーマだけあげておきます。
1)クイズ番組と視聴者……………………………………………松尾美枝
クイズ番組の歴史的変遷とクイズサークルの人びとへの意見収集からみる一考察

2)マンガの表現構造……………………………………………山田奈々江
マンガの「表現論」の変遷

3)ゲームセンターに集う若者たち………………………………加藤裕康
コミュニケーションノート考察
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