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![]() ・ところが、八王子から圏央道の日の出インターまでが大渋滞。中央道と圏央道は現在工事中でそのうち中央道と高尾でつながる。そうなれば、5分とかからないところで1時間近くかかってしまった。圏央道と関越道は順調に進んだが、外環状に入るとまた渋滞。特にひどかったのは常磐道に入る三郷ジャンクション。ここはいつでも渋滞している欠陥個所だ。ここまでで、河口湖を出てから4時間近く。これでは都心を通っても時間は変わらなかっただろう。後は順調。常磐道を平まで行って、義母にあった後、磐越道を猪苗代まで。 ![]() ・解消の原因の一つは料金所で、そのためにETCを開発したのだが、さっぱり普及しない。機器を自分で購入しなければならないからそのメリットがほとんどないのだ。もちろん、ぼくもつけてはいない。毎週400kmも走るのにである。高い料金にうんざりしているが、今のところ、5万円のハイウェイカードが一番割引率が高い。ETCを普及させようと思ったら、これよりお得なものにしなければならないはずだが、そういう発想を持たないところが道路公団のどうしようもないところだ。 ![]() ・最初は猪苗代湖でカヤックを、と思っていたのだが、大きすぎて趣もない湖なので近くの秋元湖に出かけた。周辺にはその他にも河口湖より大きい湖がいくつもある。夏休みだというのに、湖や岸にいる人の数は河口湖とは比較にならないくらい少ない。モーターボートの波を気にすることもなく堪能。そのあと、近くにあるダリの美術館へ行く。その建物や所蔵作品にびっくり。(興味ある方は直接お訪ねください) ・翌日は会津若松へ。ここは標高が300mほどの盆地で、猪苗代とちがって暑かった。そんなとところも河口湖と甲府に似ている。野口英世と青春通り。蕎麦を食べて、お酒を買って、倉を改造した喫茶店で珈琲を一杯。観光客の一日。 ![]() ・日光で東照宮にたちよって、いろは坂から中禅寺湖、華厳の滝を見て120号線を沼田に抜ける。標高2000メートル近い金精峠からの眺めは壮観だった。沼田から関越道に乗って藤岡から上信越自動車道で佐久まで。そこから140号線で野辺山高原から清里。このあたりまで来ると帰ってきたという感じになった。須玉から中央高速に乗って甲府南。そこから上九一色村から精進湖に抜けて帰宅。12時間近いドライブだったが、山道を十分に楽しんだ。 ・ 高速道路の問題が国会をにぎわしている。たしかに、高速道路が整備されていれば、どこへ行くのも便利だ。けれども、どこも一般道の整備が進んでいるから、急がなければ、特に高速を利用する必要もない。あちこちドライブしていると、そういう状況がよくわかる。むしろ整備しなければならないのは都市部。東京の都心に車で行く気は更々ないが、東京をパスして先に進みたくても、否応なしに万年渋滞の首都高速を走らざるを得ない。放射状の道路ばかりつくってそれをつなぐ環状道路ができていない。道路を走ると、東京やその周辺が都市計画なしにできあがった街であることがよくわかる。 |
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