目次 |
◆ I 遊びとメディア |
第1章 遊びにおける「離脱」と「拘束」……『丹下左膳余話・百万両の壺』をめぐって…… | 長谷正人 |
第2章 『リング』あるいは秀逸なメディア論としてのホラーについて | 西山哲郎 |
第3章 デジタル・メディアのなかの文学 | 岡田朋之 |
第4章 遊びの躍動 | 桐田克利 |
◆ II 子どもとジェンダー |
第5章 双子の夢からさめるとき……吉野朔実と横顔の少年少女…… | 清水学 |
第6章 孤児物語をめぐる考察 | 細辻恵子 |
第7章 性別化されたディスクールを超えて | 伊藤公雄 |
◆ III 歴史と物語 |
第8章 大正のユートピア | 河原和枝 |
第9章 物語のなかの他者性 | 小林多寿子 |
第10章 生きづらさの系譜学……高野悦子と南条あや…… | 土井隆義 |
◆ IV 記憶と他者 |
第11章 記憶の重層……パトリック・モディアノ『新婚旅行』その他…… | 富永茂樹
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第12章 消失の技法……ポール・オースターの世界…… | 渡辺潤
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第13章 漱石と親密性……ある悪夢の選択…… | 阪本俊生
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第14章 他者の発見あるいは倫理の根拠……夏目漱石『道草』をめぐって…… | 亀山佳明
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◆ コラム |
『遊びの社会学』を読んだ頃 | 吉見俊哉
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ハッピー・マニア、あるいは「恋愛結婚」の終焉 | 近森高明
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招かれざる客 | 永井良和
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不思議な都の夏目漱石 | 門中正一郎
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