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・ニール・ヤングのCDは復刻版や古いコンサートの掘り起こしだけでなく、新作も出され続けている。mpg3の音質の悪さに文句をつけたりと、音楽活動には積極的だが、最近、長年連れ添ったペギー・ヤングと離婚したというニュースも耳にした。彼女はヤングのバック・コーラスをつとめてきたし、障害児の学校「ブリッジ・スクール」を設立して、その運営資金集めに夫婦そろって活動してきていた。だから、これからどうなるのか、ちょっと心配になってしまった。![]() ・音質にこだわるヤングがこのアルバムで試みているのは、ギターとハモニカだけで、スタジオというよりは普通の部屋でマイク一本で録音したものをデジタル化せずにレコードにするということらしい。もちろん僕はそれをCDで聴いているのだが、確かに何も足さないし引きもしない音で、目の前でマイクも使わずに唄っているような気になった。彼にはクレイジーホースを率いて大音響を響かせる一面もあるが、僕はやっぱり、一人だけでギターをつま弾きながら唄うヤングが好きだ。 ![]() ・J.J.ケイルは地味なミュージシャンだが、彼の曲は多くの人にカバーされていて、クラプトンも「アフター・ミッドナイト」や「コケイン」をヒットさせている。で、二人で作ったアルバム"The Road to Escondido"もある。タイトルにあるエスコンディドはサンディエゴ近くのケイルの家の地名で、クラプトン自身もここにマンションを所有していたことがあったようだ。2008年に出されたこのアルバムは、その年のグラミーでブルースアルバム賞をもらっている。 ![]() ・最近では、まだ現役で活動している人のトリビュートも珍しくなくなった。影響を受けた人、親交のある人の作品をカバーする、カバーしあうことが流行っているのかもしれない。それだけ、歳とったミュージシャンが増えたということだろうか。 |
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