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![]() ・家の近くにワイン用のブドウ畑がある。まだ収穫の出来ない苗木ばかりだが、雪の積もった畑に毎日、フランス人が通ってきた。苗木を横に張った針金に一本ずつくくりつけている。フランスのボジョレーから来ているという。これから出かける国だから親近感を持ったが、僕が行くのはブドウが出来ないブルターニュ地方。彼は結局、旅から帰ってもまだつづけていて、一ヶ月以上毎日通って同じ作業をくりかえしていた。 |
![]() ・ロンドンに着くと、そこは温暖の地で、翌朝は深い霧が立ちこめていた。「霧のロンドン」を散歩して、テムズ川沿いにある巨大な観覧車「ロンドン・アイ」に乗った。眼下のビッグベンも霧にかすんでいる。いかにもロンドンらしい風景だった。前回は夏だったのに服装はほとんど同じ。日本と違って気候の変化が少ないことを改めて実感した。 |
![]() ・サティは郊外のアルクイユからモンマルトルまで毎日歩いて通ったと言うが、その距離は片道12キロ。大変だが、自転車だったらどうということはない。ロンドンもそうだが、もう少し長く滞在して、自転車で走りまわりたくなる街だ。 |
![]() ・半月留守にしている間に、季節ががらっと変わった。旅行に出たせいもあるが、今年の季節変化ははっきりしてわかりやすい。とは言え、また突然寒くなって雪、なんてことが必ずある。テレビのニュースを見ていたら、世界の天気予報でロンドンは雪と言っていた。僕がいたときがたまたま暖かかったのかもしれない。 ・ネットで調べると、ロンドンもパリも最低気温は零下になって、最高でも10度を越えないようだ。日本人が季節変化に敏感なわけだと、改めて納得した。 |
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