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![]() ・日が出ないから、家の回りの植物にも異変があった。ライラックが花を咲かせなかったし、三つ葉ツツジも申し訳程度にしか咲かなかった。買ってきて植えた植物のなかには、根腐れをおこしたものもある。垣根にしている樅の木に若葉が生えてこない。しかし、こんな天気でも元気な植物はあるし、こんな天気だから一層元気になるものもある。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・庭や森の花は、次々と入れかわっている。現在咲いているのは上のような感じ。山紫陽花に蛍袋や撫子。湖畔ではラベンダーが満開で向日葵なども大きく育っている。コスモスも咲き始めた。雨が多くても、いつものように咲くから不思議だ。ストーブ用に積んである薪のところに朝顔を植えた。もう少ししたら咲き始める。育って欲しいものと、じゃまくさいほど育ちすぎるもの。もちろんその判断は人間がする。保護してやるものと、ばったばったとなぎ倒すもの。僕は森の世界に君臨する暴君だな、とふと思ってしまう。 ・しかし、畑や田んぼではちょっとした雑草も生きられない。最近流行のガーデン作りでも一緒だろう。文化(culuture)の語源は「耕す」だから、雑草との闘いのなかではぐくまれたもののことである。ぼくはその「文化」を研究するものの一人だが、雑草を刈るのは必要最小限にすることにした。だから今年は森の草むらには手をつけないでおくつもりだ。下の写真の草は、今1メートルほどに育っているが、夏の終わりにはどのくらいになるのだろうか。楽しみのような恐ろしいような………。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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