ウィルスは、主に「ワーム」と「トロイの木馬」と呼ばれるものに大別できます。
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■ワーム型 |
「ワーム」とは、ネットワークの中で自己増殖していくコンピュータウイルスのことです。
ネットワークを通って虫のように、ほかのコンピュータへ感染していく様子から名づけられました。電子メールの添付ファイルによってウイルスが感染していくケースが多いですが、セキュリティホールを突かれて感染する場合もあります。
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■トロイの木馬型 |
「トロイの木馬」の目的は「システムの乗っ取り」です。他のファイルに寄生したりはせず、自分自身での増殖活動も行いません。
セキュリティホールを発見したクラッカーがトロイの木馬を送り込み、遠隔操作を行うことでコンピュータを乗っ取ります。
これにより、「踏み台」として使われたり、遠隔操作でデータを盗まれたり、システムを破壊したりします。 |
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