１．はじめに

「ＮＴＰ」（Network Time Protocol）とは、コンピュータの内部時計を、ネットワークを介して正しく調整するプロトコルです。
ＮＴＰツールを利用すれば、ＰＣの時刻を簡単に合わせることができます。
　　

■NTPサーバ（時刻同期サーバ）を指定する
　　例えばWindowsXPの場合、デフォルトではNTPサーバ名「time.windows.com」が指定されています。
　　これでも問題はないですが、ネットワーク経路として近いサーバを指定したほうがより正確に同期がとれます。
　　　例．学内なら「学内設置のサーバ」や「対外接続の専用線会社で設置のサーバ」を指定。

■利用可能なNTPサーバ
　　学内接続した時に使える主なNTPサーバは以下の通りです。

ＮＴＰサーバ名	サーバ設置場所	補足事項
dc1.tku.ac.jp	東経大	学内ネットワークでのみ利用可能。
ntp-tk01.ocn.ad.jp	ＯＣＮ	学内ネットワークまたはOCN回線上で利用可能。
ntp-tk02.ocn.ad.jp	ＯＣＮ	学内ネットワークまたはOCN回線上で利用可能。

※パソコン教室のＰＣはドメイン参加しているので、常にサーバの時刻と同期が取れています。

２．WindowsXPの設定方法

WindowsXPでの時刻同期は、７日毎に行われます。

１．ＰＣ画面右下の時刻の部分をダブルクリックします。
　（または「コントールパネル」→「日付、時刻、地域と言語のオプション」を選択し「日付と時刻を変更する」をクリック。）
　　

２．「日付と時刻のプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「インターネット時刻」タブを選択。
　　

３．「自動的に～」にチェックを入れます。サーバーの欄に「サーバ名」を入力し「今すぐ更新」をクリック。
　　　→［時刻は～と同期しました。］と表示されればＯＫです。「ＯＫ」をクリックして終了してください。
　　

３．Ｍａｃ（ＯＳＸ）の設定方法

１．画面右上の時刻の部分をクリックし、「“日付と時刻”を開く」をクリック。
　　（または「林檎」→「システム環境設定」→「日付と時刻」を選択。）
　　

２．「日付と時刻を自動的に設定」にチェックを入れ、その右側の欄に「サーバ名」を入力します。
　　

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