とっぷぺーじ

学部における授業

☆情報開発論a

【授業表題】 情報開発と情報システムの設計
【授業内容】 現在、企業などのコンピュータには情報システムが組み入れられ、経営活動から発生する情報の処理や
多くの問題解決を行っている。本講義では、この際の情報処理や問題解決手順および問題解決と情報との関わり、
コンピュータの特性、コンピュータによる情報処理の特徴あるいは社会で利用されている代表的な情報システムの種類と
特徴などの学習を基礎に、さまざまに利用される情報システムの開発、運用・保守について基本的な知識や技術について学ぶ。
本講座では、理論だけでなく演習も行うのでできるだけ欠席しないことが望ましい。

☆情報開発論b

【授業表題】 情報システム設計の実際
【授業内容】 この講義は、情報開発論aに続いて実施されるものである。情報開発論aでは、情報処理や問題解決手順および
問題解決と情報との関わり、コンピュータの特性、コンピュータによる情報処理の特徴、社会で利用されている代表的な
情報システムの種類と特徴を基礎に、さまざまに利用される情報システムの開発、運用・保守について基本的な知識や技術などを
取り扱ったが、この講義ではこれをさらに深め、応用して実際的な情報システムの設計に取り組む。情報システムの設計では、
知識と技能の習得だけではなく、プロジェクトの運用・管理や進捗管理など幅広く学習しようとする心構えが大切である。
本講座ではPCL教室を使用し、実習を中心に理論を検証・確認し、理解を深めるようとするものであり、段階的に
実習を進行させるものであるからできるだけ欠席しないことが望ましい。

☆コンピュータ科学/情報とコンピュータ

【授業表題】 情報とコンピュータ科学の基礎を修得
【授業内容】 今日ではインターネットなどが普及して、情報の波が各家庭まで押し寄せるようになり、情報科学の発展には
目を見張るばかりである。携帯電話が我々のコミュニケーションに大きな働きを持つことや、ATMによる金融業との関わり、
鉄道におけるICカードの利用など、日常の生活や仕事においても情報あるいはコンピュータとの関わりは増大の一途をたどり、
これらと無縁でいることはもはや不可能となっている。このような現代にあっては、情報科学やコンピュータ科学に関する基礎的な
事項を学び、そのセンスを養うことは必要となってきている。本講座では、広範な情報科学の全体を網羅的に概観することは避け、
むしろ、基礎的あるいは普遍的と考えられる事項に的を絞り、それぞれ一応のまとまった理解を得られるようにしたいと思う。
この講座の履修を通して、問題の設定や考え方を学び、理解することによって、次の興味・発展に進むことを期待するものである。

☆社会調査法a/調査ワークショップ

【授業表題】 社会調査の基礎
【授業内容】 日常生活のさまざまな場面で生じる疑問や問題意識を出発点として,私たちは情報を収集し,収集した情報を
整理・分析し,状況を把握・判断しながら生活している。人間の生活に必然的に伴うこのような一連の情報探索・分析活動が,
言わば「調査の原型」なのである。そして,疑問や問題をさらに深く具体的に解明しようとするとき,自分の頭の中だけで疑問を
煮詰めたり想像をめぐらせたりするばかりではなく,頭の外つまり疑問や問題が具体化されている現象・現場をみずから
直接調べてデータを収集・分析することが必要となってくるわけである。人と社会・文化を研究対象とする人文社会系研究において,
研究対象に関するデータ収集・分析の必要性から洗練化,定式化されてきた情報探索・分析方法が「社会調査」である。
 受講生の皆さんが自ら調査企画者となる場合はもちろんのこと,調査される立場あるいは既存の調査結果を利用する立場に
おかれる場合であっても,調査の意図・目的を正確に把握し,調査方法の妥当性および調査データの信頼性を
判断できる能力=社会調査の基礎知識が必要不可欠である。この授業では,社会調査の意義と歴史,社会調査の諸類型と
実例,データ・資料の収集から分析までの諸過程,社会調査の倫理など,社会調査にかかわる基本的事項を紹介してゆくことにしている。

☆社会調査法b/調査ワークショップ

【授業表題】 社会調査のための社会統計入門
【授業内容】 新聞やテレビなどでは,政党支持に関する世論調査から最近の流行などまで調査結果と名付けられた
情報があふれるばかりにあり,絶対的事実のように報道されている。このような社会調査はマスコミ対象だけではなく,
実務的な目的や学術目的でも頻繁におこなわれている。この授業では,社会調査によって資料やデータを収集して統計分析を
おこなう一連の過程を具体的に学ぶ。現代社会においては,政策や経営戦略に関してさまざまな意思決定が不可欠であるが,
このような面からも勘や過去の経験だけに頼らず,人々の意味づけからなる社会的世界を「解釈的」にしかも「客観的」に知るための
社会調査が重要となる。社会について探求するための重要な手段である社会調査を基礎から学ぶことによって,社会調査に
よって収集されたデータの基本的な集計・分析の方法を理解し,さらに集計・分析された結果を正しく読み取り判断する能力を
養うことができるようになることを望んでいる。

☆情報科指導法a

【授業表題】 高等学校における情報教育
【授業内容】 この授業は、高等学校において現在必修になった教科「情報」の教員を養成することを主眼とする。
この授業では、教科「情報」の指導法を学び、指導の対象となる生徒や学校の情報環境などに配慮し,多様な授業の実施条件に
対応して,教科「情報」の授業を効果的に,そして生徒の興味を深めるような指導を行うようにすることである。この教科「情報」の授業を
行うにあたっては,教科「情報」の目標を達成するために扱うべき内容とその取り扱いの方法を具体的に理解することが大切である。
そのためには課題やレポートの作成なども行い教科「情報」の教員としての資質の幅広い養成を行う。

☆情報科指導法b

【授業表題】 高等学校における教科「情報」の指導
【授業内容】 この授業は、情報科指導法aに続いて実施されるものである。情報科指導法aでは、高等学校における情報教育に
ついて学習指導要領を中心に取り扱ったが、この授業ではこれをさらに深め、実践的な教科「情報」の指導について取り組む。
情報教育は、教科「情報」の範囲にとどまらず、他の教科や生活面などにおいても活用できるものであるから、知識と技能の
二面的な理解を習得することが重要である。したがって、この授業でもそうした観点をもって受講することが大切である。
そのため、本授業では、指導案の作成や演習なども行い教科「情報」の教員としての資質の幅広い養成を行う。

☆卒業制作・卒業論文/卒業研究

【授業表題】 情報を中心とした卒業研究
【授業内容】 情報とコンピュータやインターネットなどを中心としたさまざまな問題についての卒業研究を行う。

<授業・指導> 原則として,週1回の授業を行うが、担当教員の判断により,随時指導を行う場合もある。また、担当教員の「演習」を中心とした
担当科目に関連する範囲で指導を行う。 <提出形態> 原則として,下記の(1)または(2)の形態とする。また,制作・論文とも1人の履修者により作成されたものとする。
ただし,担当教員の判断により,複数の履修者による共同作業により作成されたものの提出を認めることがある。

(1)卒業制作 映像,音,文字等によって表現されたもので,DVD,ビデオテープ,CD-ROM,MO,FD,紙等の保存性・
再現性のある記録媒体に収録された作品。
●いずれの場合も,4,000字以上の解説文(A4判のプリント・アウト)を添付する。 なお,複数の履修者による共同制作の場合は,
制作過程の詳細な記録を添付する。
●文字による作品等の製本を希望する場合には,A4判の用紙に綴じシロ3cm以上,その他2cm以上の余白を残してレイアウトする。

(2)卒業論文

   1.研究報告
   2.調査報告
   3.実践報告


●いずれの場合も20,000字以上とし,A4判のプリント・アウトを提出する。ただし,担当教員の指示により,
プリント・アウトの提出を省略することができる。
●論文の製本を希望する者は,A4判の用紙に綴じシロ3cm以上,その他2cm以上の余白を残して レイアウトし、
本学指定の表紙(Webよりダウンロード)を付けてひもや留め金等でとじてから提出する。

<製本費用・修得単位>

(1)経費は,論文,制作とも原則として履修者個人の負担とする。ただし,本学が所定の方法で行う
製本費用については,本学が負担する。
(2)「卒業制作・卒業論文」の単位取得者が留年した場合もその単位は有効となる。