UNIX上ではどのような管理になるかというと、パーミッションは、3つの所有権 と 3つの実行権 とディレクトリかどうかという、
3×3+1の合計10個の情報から成り立っています。
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■UNIX上表記
d |
r |
w |
x |
r |
w |
x |
r |
w |
x |
ディレクトリ |
読み |
書き |
実行 |
読み |
書き |
実行 |
読み |
書き |
実行 |
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自分 |
グループ |
他人 |
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たとえば自分にはすべての実行権が許可されるが、自分以外のグループや他人には、何も許さないという場合は
「rwx------」という表記になります。
逆にすべての人にすべての実行権を許す場合は、「rwxrwxrwx」という表記になります。
これを数字で表す場合、たとえば「rw-r--r--」の場合、
「自 分」 → r+w = 4+2 = 6
「グループ」 → r = 4
「他 人」 → r = 4
許可対象のユーザごとに足した結果を「rwx」表記のときと同じ順番で並べます。
したがって数字の場合「644」と表記します。
3桁の数字の意味は、左から自分、グループ、他人になり、それぞれに指定した読み、書き、実行、の合計が属性値になります。
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属性値= 読み+書き+実行
記号 |
r |
w |
- |
r |
- |
- |
r |
- |
- |
属性値 |
6 |
4 |
4 |
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(4+2+0) |
(4+0+0) |
(4+0+0) |
自分 |
グループ |
他人 |
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